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自分で外壁塗装をする完全ガイド!費用削減から安全対策まで徹底解説

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自分で外壁塗装をする完全ガイド!費用削減から安全対策まで徹底解説

自分で外壁塗装をする完全ガイド!費用削減から安全対策まで徹底解説

2024/12/09

自分で外壁塗装をする完全ガイド!費用削減から安全対策まで徹底解説

 

外壁塗装は、家の美観を保ち、劣化を防ぐための重要なメンテナンス作業です。

一般的にはプロに依頼するのが一般的ですが、

「費用を抑えたい」「自分で挑戦してみたい」という理由でDIYを考える人が増えています。

 

この記事では、外壁塗装をDIYで行う際の手順必要な準備使用する塗料法的注意点

さらには溶剤塗料を扱う際のリスクについて詳しく解説します。

 

安全で確実に作業を進めるための情報を網羅していますので、ぜひ最後までご覧ください。

 


1. 自分で外壁塗装をするメリット

外壁塗装を自分で行う理由として、以下のようなメリットがあります。

 

① 費用を大幅に削減できる

プロに依頼すると、30坪の住宅で80~150万円ほどかかりますが、DIYなら足場代や塗料、道具代だけで済むため、10~30万円程度で抑えることが可能です。

 

② 自分のペースで作業できる

プロに依頼するとスケジュールが固定されますが、DIYの場合、天候に合わせて柔軟に作業できます。時間に余裕がある人にとっては大きなメリットです。

 

③ 達成感と満足感が得られる

自分の手で家を美しく塗り替えることで、達成感や満足感を得られます。また、塗料の色やデザインを自由に選べる楽しみもあります。

 


2. DIYに必要な道具と準備

DIYで外壁塗装を行う前に、必要な道具や材料を揃え、準備を整えることが重要です。

 

必要な道具と材料

  • 塗料:アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素など
  • 刷毛・ローラー:広い面積用と細かい部分用
  • 養生テープ・養生シート:窓やドアを保護
  • 高圧洗浄機:外壁の汚れを除去
  • 足場材:安全な高所作業のため
  • 安全装備:手袋、保護眼鏡、安全帯など

 

外壁の状態確認

塗装前に外壁の状態を確認し、必要な処置を行います。

  • 汚れやカビの除去:高圧洗浄機を使用して洗浄。
  • ひび割れや欠損の補修:コーキング材やパテを使って補修。

 


3. 使用する塗料の種類と選び方

適切な塗料を選ぶことは、外壁塗装を成功させる鍵です。

 

外壁用塗料

外壁は紫外線や雨風にさらされるため、耐候性や防水性が求められます。

  • パーフェクトトップ(日本ペイント):防藻・防かび性が高い。
  • アレスダイナミックTOP(関西ペイント):低汚染性と耐候性に優れる。

 

屋根用塗料

屋根は高温や雨水の影響を受けやすいため、耐熱性や遮熱性が必要です。

  • サーモアイシリーズ(日本ペイント):遮熱効果が高い。
  • アレスクールシリーズ(関西ペイント):省エネ効果あり。

 

木部用塗料

木部は湿気や紫外線で劣化しやすいため、防腐効果が重要です。

  • 水性ウレタンニス(アサヒペン):木目を生かした仕上がり。
  • 油性 鉄部・木部用(ニッペホームプロダクツ):タレにくく塗りやすい。

 

鉄部用塗料

鉄部は錆びやすいため、防錆効果が必須です。

  • ハイポンファインプライマーⅡ(日本ペイント):防錆効果が高い。
  • コスモマイルドシリコンⅡ(関西ペイント):幅広い適用性を持つ。

 


4. DIYの手順:初心者でもわかるステップ

 

ステップ1:足場の設置

安定した足場を設置し、安全性を確保します。

ステップ2:養生作業

窓やドア、植木など塗料が付着してはいけない部分を保護します。

ステップ3:下塗り

下地材(シーラーやプライマー)を使用し、塗料の密着性を高めます。

ステップ4:中塗り・上塗り

塗料を均一に塗り、乾燥させながら2回以上塗布します。

ステップ5:仕上げと清掃

養生を剥がし、ムラや塗り残しがないか確認。周辺を清掃して作業を完了します。

 


5. 溶剤塗料を扱う際の注意点:命を守るために知っておくべきこと

 

DIYで外壁塗装を行う際、特に注意が必要なのが**溶剤塗料(油性塗料)**です。
溶剤塗料は乾燥が早く耐久性が高い一方、扱い方を誤ると命に関わる事故や火事につながる可能性があります。ここでは、溶剤塗料の特徴と注意点を詳しく解説します。


① 溶剤塗料の特徴

溶剤塗料は、シンナーやアルコールなどの有機溶剤を含み、これらが揮発することで塗膜を形成します。

【メリット】

  • 速乾性があり、短期間で作業が完了。
  • 防水性や耐候性が高く、外壁や屋根の塗装に適している。

【デメリット】

  • 有機溶剤特有の強い刺激臭。
  • 引火性が高く、火事のリスクがある。
  • 揮発した溶剤を吸い込むと健康被害を引き起こす。

② 溶剤塗料を扱う際の主な危険性

● 火災のリスク

溶剤塗料は揮発性が高く、火気に非常に弱い特性を持っています。

  • 引火点が低い:室温でも蒸気が発生し、わずかな火花や静電気で引火することがあります。
  • 蒸気の蓄積:換気が不十分な場合、揮発した溶剤の蒸気が充満し、爆発につながる可能性があります。

● 健康被害

溶剤の蒸気を吸い込むと、以下の健康被害が発生する可能性があります。

  • 短期的な症状:頭痛、めまい、吐き気、喉や鼻の刺激。
  • 長期的な症状:肝臓や腎臓へのダメージ、中枢神経への影響(記憶力低下、集中力低下)。

● 誤保管による事故

使用後の溶剤を適切に保管しないと、以下の事故が起こる可能性があります。

  • 容器の破損や漏れ:溶剤が漏れて周囲に引火。
  • 誤飲:特に子どもやペットが誤って飲むと命の危険が伴います。

 


③ 安全対策:火災と健康被害を防ぐポイント

 

使用中の注意点

  1. 火気厳禁
    • 作業場所でタバコやライター、電気ストーブなどを絶対に使用しない。
    • 火花を発生させる工具や静電気にも注意。
  2. 十分な換気
    • 屋外で作業するか、屋内では窓や扉を開け、換気扇を回して通気を確保。
  3. 適切な装備
    • 防毒マスク、保護眼鏡、手袋を着用し、皮膚や目、呼吸器を守る。
  4. 静電気対策
    • 作業前に金属に触れて静電気を放電。
    • 静電気防止スプレーの使用も効果的。

 

保管時の注意点

  1. 密閉容器で保管
    • 使用後は専用の密閉容器に入れて蓋をしっかり閉める。
  2. 保管場所の選定
    • 直射日光の当たらない涼しい場所で保管。
    • 子どもやペットの手の届かない場所に保管する。
  3. 使用済み布や紙の処理
    • 溶剤を含んだ布や紙は自然発火する可能性があるため、水で湿らせた上で処理する。

 


④ プロは講習を受けている

溶剤塗料を扱うプロの塗装業者は、以下のような安全講習や訓練を受けています。

 

  • 有機溶剤作業主任者の資格取得:有機溶剤の扱い方、安全対策、火災防止策を学んでいます。
  • 現場での安全指導:火気管理や換気、適切な保管方法についての知識を持っています。

プロに依頼するメリット

  • 火災や健康リスクを最小限に抑えた安全な作業が可能。
  • 高品質な仕上がりが保証され、塗装後のトラブルを防げます。

 


⑤ 実際の火災事故例と教訓

 

【事故例1】換気不足による爆発

室内で塗装作業を行った際、換気が不十分で溶剤蒸気が充満。電気スイッチを入れた瞬間に火花が発生し、爆発に至った。

 

【事故例2】使用済み布の自然発火

溶剤を含んだ布を放置したところ、熱を持ち始めて自然発火。周囲に燃え移り火災に発展。

教訓:知識と準備不足が命に関わる事故を引き起こします。DIYでは扱いに十分注意し、少しでも不安がある場合はプロに依頼する選択肢を検討しましょう。

 


6. 法律と手続き:道路使用許可と安全基準

 

① 道路使用許可と道路占用許可

作業中に足場や資材が道路や歩道にかかる場合、以下の許可が必要となります。

(1) 道路使用許可

道路上にトラックを停めたり、資材を置いたりする際に必要な許可です。

 

  • 申請先:作業場所を管轄する警察署の交通課
  • 必要書類:申請書、工事場所の地図や図面、作業計画書
  • 費用:印紙代として約2,400円
  • 申請者:通常は施工業者が申請を行いますが、DIYの場合は自身で申請する必要があります。

 

(2) 道路占用許可

足場が歩道や車道にかかる場合に必要な許可です。

 

  • 申請先:管轄の道路管理者(市区町村役場など)
  • 必要書類:占用許可申請書、工事計画書、現場の図面など
  • 費用:自治体によって異なりますが、数千円から数万円程度
  • 注意点:道路使用許可と併せて取得する必要があります。

 

②安全対策と法的遵守

高所作業や溶剤塗料の使用に伴うリスクを軽減するため、以下の安全対策を講じることが求められます。

 

(1) 足場の設置と安全管理

足場を設置する際は、労働安全衛生法に基づき、安全対策を徹底する必要があります。

 

  • 手すり先行工法:足場の組立時に手すりを先に設置する方法で、墜落防止効果があります。
  • 安全点検:足場の組立後、使用前に安全点検を実施し、異常がないことを確認します。

 

(2)  墜落制止用器具の使用

高所作業時には、墜落制止用器具(旧称:安全帯)の使用が義務付けられています。

 

  • フルハーネス型の使用:2019年2月1日から、フルハーネス型の墜落制止用器具の使用が原則となっています。
  • 特別教育の受講:墜落制止用器具を使用する作業者は、安全衛生特別教育を受講する必要があります。

 

(3)  溶剤塗料の取り扱い

溶剤塗料は引火性が高く、適切な取り扱いが求められます。

 

  • 火気厳禁:作業場所では、タバコやライターなどの火気を厳禁とし、静電気にも注意を払います。
  • 十分な換気:屋内で作業する場合は、窓や扉を開放し、換気扇を使用して十分な換気を行います。
  • 適切な保管:使用後の溶剤は密閉容器に入れ、直射日光の当たらない涼しい場所で保管します。

 

プロの塗装業者は、これらの安全対策や法的手続きに関する講習を受け、適切な知識と技術を持っています。DIYで外壁塗装を行う際は、これらの点に十分注意し、安全で法令遵守の作業を心がけましょう。

 


7. プロに依頼する場合との比較

【DIYのメリット】

  • 費用を大幅削減。
  • 自分のペースで作業可能。
  • 達成感が得られる。

【プロに依頼するメリット】

  • 美しい仕上がりと高い耐久性。
  • 火災や健康リスクを最小限に抑えた作業。
  • 作業後の保証が付く場合が多い。

まとめ

DIYで外壁塗装を行うことで費用を抑えられる一方、安全対策や法的手続きには十分な注意が必要です。特に溶剤塗料を扱う場合は、火災や健康被害のリスクが高いため、適切な知識と準備が欠かせません。

もし作業に不安がある場合は、無理をせずプロに依頼することも検討してください。外壁塗装は家を守る大切な作業です。適切な方法で、安全に取り組みましょう!

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